「warrock」のようなFPSゲームはプレイヤーの好みに合わせて「FPS(フレームレート)」を設定することが可能です。FPSの数値を上げれば上がるほどゲームグラフィックは滑らかになっていきます。しかし、人間の目は「60FPS」が限界だと言われています。今回はそのウワサについて調査してみました。

FPS(フレームレート)とは？

FPSゲームの「フレームレート」を簡単に説明すると「1秒間に表示する静止画の枚数」となります。
ゲームは、パラパラ漫画のように静止画を高速で切り替えることで映像にしています。
パラパラ漫画を想像してもらうとわかるように、枚数が多くなればなるほど、動きが滑らかになったり、より細かな表現ができるようになります。
「30FPS」は「1秒間に30枚」、「60FPS」は「1秒間に60枚」の静止画を表示しているということです。
先程述べた通り、フレームレートの数値上げると映像が滑らかになるといったメリットが得られます。ですが、データ量が比例して多くなるといったデメリットが生じます。パソコンの性能(スペック)を超えるフレームレートに設定してしまうと処理が追いつかなくなり、カクカクしてしまったり、フリーズしてしまいます。

人間の目の限界が60FPSってウワサはホント？

インターネットで調べてみると「人間の目の限界は60FPS」だという意見を多く見かけます。
多くの人は「30～40FPSが限界」だという声も珍しくありません。インターネット上の意見をまとめると、60FPS以上の設定は無意味だということになります。
ですが、実際にFPSゲームで60FPS以上に設定したことがある人ならわかると思いますが、意外と違いを認識できたりしますよね？
実は、人間の目の限界が60FPSだというウワサが流れた理由の1つとして「当時のゲームの上限が60FPSだった」といった点が挙げられます。
現在は、パソコンのスペックも向上して120FPSでも快適にプレイできるようになりましたが、一昔前はそうではありませんでした。なので60FPSが限界説は、人間の目の限界ではなく、当時のゲームの仕様やシステム、ハード側の限界だったということです。

スペックに合わせたフレームレートに合わせる

現在は、一般的な人間の目の限界は「120～150FPS」だと言われています。
だからといって、全てのゲームで最高フレームレートに設定するのはNGです。使用しているパソコンやハードで快適にプレイできるフレームレート数を探しましょう。スペック以上のフレームレートを要求してしまうと、逆にプレイに支障をきたすことになるからです。

まとめ

人間の目の限界は60FPSではなく、120～150FPSだと言われています。
ウワサの原因は当時のゲームやハードの限界だったようです。
ですが、どんなゲームでも最高フレームレート数に合わせるのが最善ではないといった点に注意が必要です。最も快適にプレイができるフレームレートや設定を探っていきましょう。